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"ワードでカフェメニューを作ろう①"タブの使い方がわかる

2023年6月20日

ワード タブの使い方がわかる、カフェメニューを作ろう①

ワードで文字の揃え方、どうしていますか?
中央揃えや右揃えはわかるんだけど…、文章の途中で揃えたいときはどうするの?
スペースだときれいに揃わないときありますよね。
この記事を見ながら操作していただくと、そんなお悩みが解決されます。

今回は、カフェメニューを作りながら、「タブ」を使って、途中にある文字をきれいに揃える方法を練習したいと思います。
さらに②③では、「段組み」や「図の挿入」を予定しております。
最終的には、下図のようなカフェメニューが完成してまいります。

目標と流れは下記のとおりです。
それでは、はじめてまいりましょう。

タブの使い方がわかる、カフェメニューを作ろう①の目標と流れ
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余白を設定しよう

まずはワードを起動して、白紙の文書を用意しましょう。
この操作が不安な方は、ワードを使ってみようをご参考にしてくださいね。

以下を参考に、余白の「上」のみ、18mmにしましょう。
それ以外は標準のままで大丈夫です。

①「レイアウト」タブをクリック

②「ページ設定」グループの右下の隅にある、小さい矢印をクリック

③「ページ設定」の詳しい画面が出てきたら、「余白」タブをクリック
上下左右の余白を設定できる場所がでてきました。

④直接入力するか、右の▲をクリックして、「上」のみ18mmにしましょう。

⑤「OK」をクリックすると、設定完了です。

1余白を設定しよう

文字とタブ記号を入力しよう

下図を参考に、文字を入力しましょう。
その際に、「¥」マークの前に、「タブ記号」を入力しておきましょう。
タブ設定の後から入力しても機能しますが、今回は、文字といっしょに入力したいと思います。

「タブ」は、キーボードの左端にあるかと思います。
文字入力と同じように、キーボードを押すと「→」が表示されます。
タブが入力されると、左右の間隔が広がります。広がり方がまちまちであっても、この時点では気にしないでくださいね。

①改行して空欄にします。

②「タブ」キーをつかって入力しよう。

③「Coffee」などの黄緑色の囲んだところは、「半角」で入力しましょう。(日本語入力オフ「A」)
それ以外の文字は、「全角」で入力(日本語入力オン「あ」)

2文字とタブ記号を入力しよう

以下は、入力内容です。見えにくいときはご参考にしてくださいね。

森の小さなカフェ
(改行)
Menu
(改行)
Coffee
森のブレンド(タブ入力)¥550
アメリカン(タブ入力)¥550
エスプレッソ(タブ入力)¥550
カプチーノ(タブ入力)¥550
カフェラテ(タブ入力)¥550
(改行)
Other
ココア(タブ入力)¥550
はちみつレモン(タブ入力)¥550
オレンジジュース(タブ入力)¥550
レモンスカッシュ(タブ入力)¥550
Tea
ダージリン(タブ入力)¥550
アッサム(タブ入力)¥550
アールグレイ(タブ入力)¥550
ミント(タブ入力)¥550
カモミール(タブ入力)¥550
(改行)
Lunch(ドリンク+サラダ付)
(改行)
A:森のパンケーキセット(タブ入力)¥1100
B:森のサンドイッチセット(タブ入力)¥1100
C:森のパスタセット(タブ入力)¥1100

フォント・フォントサイズを変えよう

「すべて選択」のしかた

全体のフォント(文字の形・書体)と、大きさを14ポイントに変更しよう。
下図は、全体選択の方法です。

①「ホーム」タブをクリック

②文書内にカーソルがある状態で、「検索」をクリック

③出てきた中から「選択」をクリック

④さらに出てきた中から「すべて選択」をクリック

3フォント・フォントサイズを変えよう1

という方法がありますが、操作が多くて大変ですよね。
キーボードを使う方法だと簡単です。

キーボードの「Ctrl」を押したまま「A」を押すと「すべて選択」できます。

他にも、バースデーカードのときにつかった方法もありましたね。
ご自身のやりやすい方法でいいと思います。

フォントを変更しよう

全体が選択できましたら、フォント(書体)を変える操作をしましょう。

①ホームにある「フォント」(vのところ)をクリックして、一覧を出しましょう。

②「UD デジタル教科書体 NP-B」を選択しましょう。
(ない場合は、お好みのものを選びましょう)

3フォント・フォントサイズを変えよう2
今回選んだ「UD デジタル教科書体 NP-B」の「UD」とは、ユニバーサルデザインのことです。ディスレクシア(発達性読み書き障がい)や弱視の人にも読みやすいデザインで、通常の期間が2~3年のところ、8年がかりで開発されたといわれています。
2017年に、Windows10に標準で搭載されました。

文字のサイズを変えよう

全体を選択したままで、文字を14ポイントに変更しましょう。

①フォントの右にある「フォントサイズ」をクリックしよう。

②サイズ一覧から、「14」をクリックして選択しよう。

全体選択したまま、次へすすみます。

3フォント・フォントサイズを変えよう3

行間の広がりを修正しよう

文字が大きくなったことによって、全体が広がり、2ページ目が発生しました。
今回は下図の方法で、1ページに収まるようにしていきましょう。

①ホームの「段落グループ」の右下にある矢印をクリックして、詳しい画面を出しましょう。

②出てきた画面の「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」の前の☑をクリックしてはずし、OKをクリックします。
(この画面でない場合は、画面上部のタブを確認して、「インデントと行間隔」に切り替えましょう)

これで行の広がりが修正されて、1ページに収まりましたか?

4行間の広がりを修正しよう

文字の効果と体裁を使おう

文字の効果を使って、文字を装飾していきましょう。

①1行目(森の小さなカフェ)を範囲選択しましょう。
この操作に不安がある場合は、バースデーカード①をご参考にしてくださいね。

②「文字の効果と体裁」(Aが青くボヤっとしたボタン)をクリックしよう。

③ Aが並んだ中から、「塗りつぶし:オレンジ、アクセントカラー2;輪郭:オレンジ、アクセントカラー2」を選択しよう。
同じ名前がなければ、見た目で選んでいただいてOKです。

④ つづいて、文字のサイズを40ポイントにしよう。
40ポイントは一覧にでてこないので、直接入力しましょう。

⑤ 最後に、「中央揃え」をクリックしましょう。

これで、1行目がおしゃれになりました。

5文字の効果と体裁を使おう1

① 3行目(Menu)を選択して、フォントサイズを26ポイント、「中央揃え」にしましょう。

② 5行目・12行目・17行目・24行目(青い点線枠のところ)は、フォントサイズを18ポイントにしよう。
1か所づつしても練習になりますし、次の操作で出てくるように、1か所目を選択したあと、「Ctrl」キーを押したまま、2か所目を選択、3か所目を選択、というふうにしていくと、複数の離れた箇所が選択できます。その後、18ポイントの設定をすると、まとめて設定が完了します。

5文字の効果と体裁を使おう2

文字の配置や大きさを変えると、少し見やすくなりました。
※「レモンスカッシュ」と「Tea」の間は、今後の設定のために詰まっています。

タブを使ってみよう

いよいよ、今回の目的である「タブ」を設定しましょう。

設定前に確認です。
用紙の上部に、「ものさしのようなもの」は出ていますでしょうか?
もし、見あたらなかったら、下図の ①②のようにして、ものさし(ルーラーといいます)を出しておきましょう。

①「表示」タブをクリック(使うことが少ないですが、画面の見た目に関する内容があります)

② クリックして「ルーラー」の前の☑を入れましょう。
逆に、ルーラーを表示したくないときは、このチェックをはずします。

③ タブには、「左揃えタブ」「中央揃えタブ」「右揃えタブ」等々、たくさんの種類があります。
今回は、金額の1円のところで揃えたいので、「右揃えタブ」を使いたいと思います。
③のマークにマウスポインタを持っていくと、タブの名前が出ますので確認できます。
「L」を左右反転したようなマークが「右揃えタブ」です。クリックしましょう。

④ 青い点線枠内をクリックしましょう。
まず、1か所目を選択し、「Ctrl」キーを押したまま、2か所目を選択、3か所目を選択しましょう。

⑤ さきほど用意した「ルーラー」の18あたりをクリックしましょう。

きれいにそろいましたね。

6タブを使ってみよう1

①「右揃えタブ」を確認

② タブ設定箇所を選択します。

③「ルーラー」の33あたりをクリックしよう。

6タブを使ってみよう2

これで設定が完了です。
今回はここまでです。「名前を付けて保存」しましょう。
保存のしかたは、バースデーカード①をご参考にしてくださいね。

最後に、よく使うタブの種類をまとめてみました。
「左揃え・中央揃え・右揃え」は、一行全体が左右に動きます。
タブの、「左揃え・中央揃え・右揃え」は、タブ記号を入力した後の部分を左右に動かすことができます。

②③④のタブのマークを、左右にドラッグすることによって、位置の修正もできます。
また、タブは、1行に複数設定することができます。

6タブを使ってみよう3

まとめ

いかがでしたでしょうか?
意外と使われていない、「タブ」を使って、行の途中の文字列を、思い通りの位置に揃えるという操作を練習してまいりました。

次回は、左端に細長く寄ったままの部分を、2段組みにしていきたいと思います。
メニュー表ではよくあるレイアウトです。

最後は、図と図形の活用法を、しっかりと丁寧にご案内させていただきます。

長くなりますが、ステキなカフェメニューの完成まで、おつきあいくださいませ。
最後までお読みいただき、たいへんありがとうございました。

次回へ進む方は、こちらから → → → “ワードでカフェメニューを作ろう②”段組みの使い方がわかる

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