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はじめてのExcel(エクセル) 表作成の基礎

2023年11月9日

いっしょに使ってみよう Excel 表作成の基礎

前回は、表作成前に知っておきたい操作をご案内させていただきました
いよいよ、表を作ってまいります
エクセルで表作成、自信ないなという方は必見です
表の基本操作がしっかり理解できる内容です

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目標と流れ

はじめてのExcel(エクセル) 表作成の基礎

目標は、「表を作りながら、手順や機能を知ろう」です
セルの特徴や、表作成に必要な操作方法を、ぜひ知ってくださいね

流れは、以下のとおりです

  1. 入力しよう(文字と数値)
  2. オートフィルを使おう
  3. セルのコピーしよう
  4. 効率よく入力しよう
  5. 見た目を整えよう
  6. 表を移動しよう
  7. タイトルを作ろう
  8. 名前を付けて保存しよう

それでは、はじめてまいりましょう

入力しよう(文字と数値)

エクセルを起動して、空白のブックを開きましょう
さっそく、入力していくのですが、まず、知っていただきたいことがあります
エクセルの入力には、「文字」と「数値」の2種類があるということです

文字の入力

文字を入力しましょう
セルC5に「1月」と入力しよう

1入力しよう(文字と数値)①

C5をクリックしよう
枠線が緑色になり、入力できる状態になる(アクティブな状態)
日本語入力モード:オンで「1月」と入力しよう

② 文字が確定されたら、さらにEnterを押そう
C5での作業は終わったという合図になり、C6がアクティブになる
Enterを押すと下へ下がるという習性があります

数値の入力

数値を入力しましょう
セルC6に、「100」と入力しよう

1入力しよう(文字と数値)②

C6はすでにアクティブです
日本語入力モード:オフか確認しよう

① 画面右下の表示が、「」であれば「A」に変えよう
変え方は、キーボードの半角全角キーを押す
または、画面右下の表示「」をクリックする

C6に「100」と入力
Enterキーを押して、作業終了の合図をしましょう

文字と数値はちがう

入力したものを見比べてみましょう
「1月」は左寄り、「100」は右寄りですね
「1月」は日本語オン(全角)、「100」は日本語オフ(半角)

エクセルでは、「1月」は文字、「100」は数値として認識される
今は、文字と数値があるんだということを知っておいてくださいね

下図を参考に、文字と数値を使い分けて、残りを入力しましょう

1入力しよう(文字と数値)③

オートフィルを使おう

エクセルには、オートフィルという便利な機能があります
まずは、使って実感してみましょう

2オートフィルを使おう

D5~H5まで、2月~6月と入力しようとしています

C5をクリック
C5の緑色の枠線の右下に、小さな「」にマウスポインタを合わせましょう
マウスポインタの形が「」に変わります
H5までドラッグ(クリックしたまま動かす)しましょう

2月~6月まで、自動的に入力されました
これが、オートフィルの機能です
日付や曜日の入力にも使えます

セルをコピーしよう

つづいて、セルのコピーをしましょう

3セルをコピーしよう

B9の「合計」の文字を、I5(アイ5)にコピーしましょう
コピーは、ワードでされてるかもしれませんが、エクセルでは範囲選択の方法が独特です

コピー元B9をクリック
② ホームタブの、コピーをクリック(または、Ctrl+C)
コピー先I5(アイ5)をクリック
④ ホームタブの、貼り付けをクリック(または、Ctrl+V)

このように、コピーの手順は同じですが、範囲選択の方法は、セルをクリックするだけです
※ ただし、セル内の一部分だけの選択は、文字のドラッグが必要です

効率よく入力しよう

効率のよい入力方法を知ろう

4効率よく入力しよう①

この表は、おにぎりの1月~6月までの販売数を集計しようとしています
1月の販売数はすでに入力していただきました
その時に、Enterを押すと、アクティブセルが、一つ下に降りることを知っていただきました

2月~6月までを、一気に入力する方法を使ってみよう

① 入力する範囲、D6~H8を選択しよう(入力がすべて終わるまでマウスを使わない)
② 日本語入力モードオフで、「150」と入力し、Enterキーを押そう
D7が白くなり、アクティブになった
そのまま、下図へすすみましょう

4効率よく入力しよう②

① 範囲選択して、入力Enterを繰り返すと、アクティブセルは、①のように、選択範囲内をジグザクに動いていきます
② 上図を参考に、数値入力+Enterを繰り返して、入力を完成しよう
ゆっくりと、落ち着いて入力してくださいね

見た目を整えよう

表の内容がほぼできました
こんどは、見た目を整えていきましょう

中央揃え

「1月~合計」「うめ~合計」の文字を、中央揃えにしよう

5見た目を整えよう①

C5I5(アイ5)を選択
② ホームタブの、中央揃えをクリック
B6~B9も同様にしよう

罫線けいせん(格子)

表全体に、格子の線を引こう

5見た目を整えよう②

B5~I9(アイ9)を選択
ホームタブの罫線の右の「」をクリック
③ 一覧から、格子をクリック

表全体に、格子の線が引けた

塗りつぶしの色

項目が目立つように、塗りつぶしの色を設定しよう

5見た目を整えよう③

B5~I5(アイ5)を選択
ホームタブの塗りつぶしの色の右の「」をクリック
③ 一覧から、緑、アクセント6、白+基本色80%(右端の上から2番目)の色をクリック
薄緑色になりました
同様にして、B5~B9も色を塗ろう

表を移動しよう

表全体を、セルA3を起点とする位置に移動しよう

6表を移動しよう

表全体(B5~I9)を選択しよう
ホームタブの切り取りをクリック(または、Ctrl+X)
コピー先A3をクリック
ホームタブの、貼り付けをクリック(または、Ctrl+V)

タイトルを作ろう

タイトルは最初に作りますが、今回は表の移動を練習したかったので最後になりました

タイトルの入力

A1に「おにぎり販売数」というタイトルを作りましょう

7タイトルを作ろう①

A1をクリックして「おにぎり販売数」と入力しよう
② 入力確定後、さらにEnterキーを押すと、A2がアクティブになった

フォントサイズの変更

エクセルの文字サイズは、通常11ポイントです
今回は、タイトルの文字を、16ポイントにしよう

7タイトルを作ろう②

A1をクリック
ホームタブのフォントサイズの右の「」をクリック
③ 一覧から、16をクリック

見た目と内容はちがう

タイトルをよく見ると、文字がA1~C1にまたがっています
実際はどうなのでしょうか?

7タイトルを作ろう③

A1をクリックしましょう
A1には「おにぎ」までしかないように見えます

①の数式バーを見てください
数式バーは、クリックしているセルの内容が見えるところです
ここには、「おにぎり販売数」とでています

今度は、B1をクリックしましょう
B1には「り販売」と「数」が半分見えます

②の数式バーを見てください
数式バーは、空っぽです

このように、セル上の見た目と、中身は同じではないということがわかりました
計算をするようになると、よくあることです
不思議に思ったら、クリックして内容を確かめるようにしましょう

フォントの変更

タイトルらしく、しっかりした書体に変更しましょう

7タイトルを作ろう④

タイトルは、すべてA1に入っていることがわかりました
気持ち的には、A1~C1を選択したいのですが、
A1をクリックするだけで大丈夫です

ホームタブのフォントの右の「」をクリック
③ 一覧から、お好みのフォントをクリックしてくださいね
例は、BIZ UDゴシックを選びました

これで、表らしくなりました

名前を付けて保存

8名前を付けて保存しよう①

名前を付けて保存しましょう
ファイルタブをクリック

8名前を付けて保存しよう②

名前を付けて保存をクリック
参照をクリック

※ 自動保存がONの場合は、名前を付けて保存がでないかと思います

8名前を付けて保存しよう③

保存場所を設定(例は、PCのドキュメントを選びました)
② 設定した保存場所の確認
ファイル名の右のボックスに「おにぎり販売数」と入力
保存をクリック

まとめ

以上で、表がほぼ完成です
今回は、エクセルの基本的な表作成と、おさえておきたい大事なところをご案内させていただきました

次回は、合計欄に計算式を入れて完成です!
エクセルの便利さを実感していただきたいです
お楽しみにお待ちくださいね
最後までお付き合いいただき、たいへんありがとうございました

次へ進まれる方は、こちらへ → → → はじめてのExcel(エクセル) 表の合計のしかた2つ

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