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初心者が理解しておきたいスマホのメール3つ

2023年4月6日

初心者が理解しておきたいスマホのメール3つ

スマホには、メールの種類がいろいろあるってどういうこと?
スマホのメールのことをすっきりしたいという方は、ぜひお読みくださいね。

初心者の方が、スマホに替えて最初に出会うであろうメールの種類には、3つのタイプがあります。

  1. 携帯電話番号を宛先として使うメール
  2. インターネット上で管理するメール
  3. 携帯電話会社が提供するメール

下図は、3つのタイプを表にまとめたものです。

初心者が理解しておきたいスマホのメールの表

下図は、iPhoneとAndroidスマートフォンの画面です。
メールのアプリアイコンの例です。

iPhoneとAndroidスマートフォンのメールのアイコン例

スマホ自体の操作も不安なところ、メールアプリらしきものが何種類も入っていると、戸惑ってしまいますよね。
それでは、わかりやすく解説していきますね。

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携帯電話番号を宛先として使うメール

SMS(ショートメッセージサービス)

まず一つ目は、SMS(ショートメッセージサービス)といわれるものです。
ガラケーでインターネットが登場する前の、「ショートメール」といっていたものですね。

特徴は、携帯電話の番号を宛先として使うメールで、送れる文字数にかなり制限があります。
全角(日本語で入力した文字)で、スペースも含めて最大70文字まででしたが、今は670文字へと拡大しています。

月額料金は無料ですが、通信料金は必要です。
通信のしくみは、音声通信を利用しています。
送信料金は、法人と個人、文字数によって10段階に分かれています。
通信会社によって違いがありますが、個人の料金では、ほぼ
全角1~70文字(半角英数字のみ1~160文字)まで:3円から
全角604~670文字(半角英数字のみ1378~1530文字)まで:33円までです。
いずれも国内料金です。
受信は無料です。

相手のメールアドレスがわからないとき、電話番号で送れるところが便利ですね。

+メッセージって何?

ガラケーにはなかったサービスだからか、スマホ初心者の方によく聞かれます。
電話番号だけで送れるというところは、前述のSMSと同じ手軽さです。
しかも、写真や動画、スタンプも送ることができ、グループ機能もあります。
無料でかわいいスタンプが豊富です。
会話するようにメッセージのやり取りができます。
LINEのようなイメージですね。
IDやパスワードを決めなくていいので、はじめ方はLINEより簡単です。

ドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアが合同で提供するサービスです。
はじまったころは、それぞれの携帯会社内でのやり取りのみでしたが、2021年9月以降順次、3キャリア間とその回線を利用しているMVNOも含めてやり取りができるようになってきました。

月額料金はかかりませんが、通信料金はかかります。
+メッセージは、データ通信ですので、ギガの消費ですみます。Wi-Fiですとギガは減りません。

Androidスマートフォンの場合

Androidスマートフォンの場合、この"+メッセージアプリ"ひとつで、SMSと+メッセージの両方をまかなっています。

相手が+メッセージを使用していない場合、SMS送信となります。
この場合、先ほどのように、文字数に応じての料金が別途発生します。音声回線での通信となりますので、Wi-Fiは関係ありません。

相手が+メッセージを使用しているかどうかは、+メッセージアプリの連絡先一覧でわかるようになっています。
または、画面上部に、すべての連絡先と+メッセージを使っている人の切り替えボタンがありますので、そちらを利用してもいいですね。
一覧の名前の右側に+メッセージのマークが出ていると、使用者さんです。

このアプリが、わかりにくい印象をあたえているところは、ショートメッセージとプラスメッセージが混在しているところ、送信相手によって料金のかかり方が違ってくるという点ではないかと思います。

使用開始時等に、SMSのみで使用するか、+メッセージを使用するかを選択する画面が出て、戸惑う方が多くいらっしゃいます。

下図は、+メッセージの連絡先一覧の画面です。
こちらは、+メッセージのみに切り替えた状態です。

プラスメッセージの連絡先一覧の画面です
iPhoneの場合は、アプリが別々で、SMSのアプリは、"メッセージ"(緑色の方)を使います。

インターネット上で管理するメール

二つ目は、インターネット上で管理するメールサービスです。
Androidスマートフォンをお使いの方は、"Gmail"(Gメール)、
iPhoneをお使いの方は、"iCloudメール"がすでに使えるようになっているかと思います。

月額料金はかかりません。
データ通信ですので、ギガを使います。もちろん、Wi-Fiですとギガを節約できます。

宛先・件名・本文からなる、いわゆるメールです。
特徴は、インターネットがつながっていれば、パソコンやタブレットなど、複数の他の端末からも利用ができるところです。

  • パソコンに入っている資料を、パソコンから送る
  • メールの返事待ちの確認は、スマートフォンで
  • 携帯会社が変わっても、メールアドレスはそのままで使い続けられるので、アドレス変更届をしなくてすむ

といったメリットがあります。

ただし、iCloudメールの場合は、アップル製品での使用となりますので、注意が必要です。

他にも、Yahoo!メールなどがありますが、今回は、一番多く想定される、GメールとiCloudメールでご案内させていただきました。

携帯会社のメール

三つ目は、携帯会社のメールです。キャリアメールともよばれています。
こちらは、ガラケーでおなじみのメールサービスです。
メールアドレスの「@」(アットマーク)以降の部分(ドメインといいます)に携帯会社の名前などが入っています。

基本的に、携帯会社が変わったり、同じ会社でもサブブランドに変わると、メールアドレスが使えなくなります。
有料で持ち運べるサービスも出てきましたが、毎月維持費がかかります。

私事ですが、数年前にドコモ本ブランドから、ドコモ・サブブランドのahamoに乗り換えたとき、メールアドレスをすっぱりあきらめて、Gメールにしました。
しかし、スマホの普及とともに、LINEの利用者が増えていき、いつしか、私用の連絡でGメールは使わなくなりました。

このように、携帯会社のメールは、契約会社が変わると、基本、持ち運べないというデメリットがあります。

まとめ

以上が、スマホ初心者の方が、最初に理解しておきたいメールの種類3つでした。
難しそうですが、「なんとな~くこんな感じなんだ」ってイメージしていただければいいのかなと思います。
あとは、使っていきながら、慣れていきましょう。
誰かに聞いたり、自分で調べたり、使うほどに慣れていきます。
スマホとは長いおつきあいと思って、無理せず、焦らず、楽しく、使っていきましょう。
最後までお読みいただき、たいへんありがとうございます。

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