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”パターン・図に変換・透明色指定”がわかる PCで使えるマスキングテープ

2023年8月24日

”パターン・図に変換・透明色指定”がわかる PCで使えるマスキングテープを作ろう

マスキングテープ…というと、「マステ」と呼ばれ、手帳などに貼るかわいいテープ。ですが、本来は養生用のテープだそうです。
私も何個か持っていて、付箋とあわせてよく使っています。
パソコンでも使えたらいいな…と思いました。

今回は、マスキングテープを作りながら、ワードの、パターンで塗りつぶし図形を図に変換して保存図の一部を透明にする、の使い方がわかるようになります。
脱・初心者をめざしてまいりましょう。

それでは、はじめてまいりましょう。

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基本の図形を描こう

ワードを起動し、白紙の文書を開きましょう。
下図をご参考に、図形の正方形/長方形と二等辺三角形を描きましょう。

① 挿入をクリック

② 図形をクリック

③ 正方形/長方形をクリックし、用紙の上でドラッグして描きましょう。

同様にして、二等辺三角形も描きましょう。

図形を描こう

つぎに、テープの切口のギザギザ部分を作ります。
この操作が難しい場合は、まっすぐのままでも大丈夫です。

① 二等辺三角形を選択し、図形の書式をクリック

回転をクリック

③ 一覧から、右へ90度回転をクリック

④ コピーして、合計6個にし、下へ下へ並べ、グループ化しましょう。

コピーの方法は、図形を選択して、

  • ホームタブのコピー&貼り付けをつかう
  • Shift+Ctrlを押したまま、下へドラッグ
  • Ctrlを押したままDを押す

グループ化の方法は、Shiftキーを押しながら、三角を全て選択し、②の上のグループ化ボタンからできます。

※ グループ化の詳しい操作方法は、“ワードであじさいを描こう①” グラデーションにチャレンジ!の「グループ化をしよう」をご参考にしてくださいね。

二等辺三角形の操作1

グループ化した三角形を、色を変えて長方形の両端に配置し、テープの切口にしていきます。

① 図形の書式

② 図形の塗りつぶしをクリックし、白、背景1の色を選択

③ 図形の枠線を、本来は枠線なしにするのですが、わかりやすくするために、いったん赤にします。
見えにくくない場合は、枠線なしでおすすみくださいね。

④ 長方形の左端へ移動し、サイズを小さくして合わせます。
サイズを変えるとき、形が崩れないようにするため、Shiftキーを押したままドラッグするとよいです。
配置できましたら、三角の枠線を、なしにしましょう。

⑤ ④をコピーし、左右反転して、右端へ移動しましょう。
左右反転は、回転の一覧の中にあります。
こちらも、配置できましたら、三角の枠線を、なしにしましょう。

二等辺三角形の操作2

塗りつぶしのパターンを使おう

これまで、図形の塗りつぶしで、単色やグラデーション、写真を入れたりしましたね。
今回は、連続模様のパターンをつかって色を塗ってまいります。
パターンには、前景と背景があり、それぞれに違う色を設定します。
たくさんの組み合わせができておもしろいです。

パターンの操作方法

図形の長方形の部分にパターンをつかっていきましょう。
※ 三角形は先ほど、枠線の色を消しましたが、ここでは、見やすくするため、赤のままの場合があります。ご了承くださいませ。

まずは、グループ化した図形を、個別に選択する練習です。
一度クリックすると、グループ全体が選択されます。
目的の図形の上で、さらにクリックすると、下図の薄緑の図形のように、選択枠が二重になります。
これが、個別に選択できている状態です。

① 図形の書式をクリック

② 隅にある、図形の書式設定をクリックすると、画面の右端に、図形の書式設定画面がでます。
※ ワードの種類によっては、別の小さいウインドウがでる場合もありますが、設定の言葉は共通していますので、探してみてくださいね。

③ 塗りつぶし(パターン)をクリック

④ ひし形(強調)グリッドをクリック(お好みのものを選んでいただいてもいいです)

⑤ 前景の色を、その他の色の標準で選んでいます。
背景の色は、白、背景1です。

※ その他の色の詳しい操作方法は、“ワードであじさいを描こう①” グラデーションにチャレンジ!の「グラデーションの使い方」をご参考にしてくださいね。

塗りつぶしに”パターン”を使おう

グループ化した図形の選択

大事なことですので、比較しました。
実際に何度か操作して、「こういうことか」とコツをつかんでおきましょう。

Aは、2回クリックして、長方形だけ選択した状態です。
三角形でつくったギザギザには色がついていません。

Bは、1回のクリックで、グループ全体を選択した状態です。
三角形でつくったギザギザにも色がついてしまいました。

グループ化した図形の選択

他のパターンも作ろう

緑色のパターンと同様に、別のパターンも作ってみましょう。
1個作ると、コピーで増やせますので、パターンの種類や色を変えるだけです。
ご自由に選んでいただいてもいいですし、迷われたら下図をご参考にしてくださいね。

他のパターン例3種

図形を図に変換

図形のまま使っていただいてもいいのですが、その場合は使えるソフトがオフィス等に限られてしまいます。使い勝手も少し面倒です。
もっと自由に使いたい場合は、図に変換しましょう。
それぞれに一長一短があります。

変換のしかたと注意点

方法は、コピー&貼り付けができれば簡単です。
ここでは、コピーをして、もとの図形を残すようにしましょう。(別のパターンを作れるように)

① 図形選択後、ホームタブをクリック(1回のクリックで全体を選択)

② コピーをクリック

貼り付けの文字の方をクリック(ここ大事です)

④ 一覧から、(山のような絵がある方)を選択しましょう。
出てきた方が図に変換されたものです。
(※ 形式を選択して貼り付けをクリックすると、詳細な貼り付け方が選べます。)

図に変換の仕方と注意点まとめ

見た目がそっくりですね。
図形か図か、どっちかわからなくなったら、選択をしましょう。
タブに図形の書式とでれば、図形です。
図の形式とでれば、です。

見た目だけでなく、性質も違います。
図で便利なところは、文書に写真を挿入するように、手軽に挿入できることです。
私は、図をiPadに送って、ノートアプリで日記を書く時の装飾に使っています。テンションがあがります。

図で不便なところは、写真で写したようになるので、あとからパターンや色の変更ができなくなるところです。
また、図は拡大縮小によって、模様が伸び縮みします。完成形で図に変えましょう。

図として保存

図に変換したものを、今度は、画像としてパソコンに保存しましょう。

① 図の上で右クリック

② 一覧から、図として保存をクリック

③ 図として保存のダイアログボックスで、保存場所を設定しよう。
下図の例は、PCのマイピクチャに、あらかじめ作っておいた「マスキングテープ」というフォルダに保存しようとしています。

④ 設定場所を確認

⑤ ファイル名の右側に、名前を入力

⑥ 保存をクリック
※ できれば、エクスプローラを開いて、保存できているか確認してみてね。

図として保存の仕方

図の不要な部分を透明にする

白い用紙の上では気にならなかったのですが、写真の上など色の上では、左右のギザギザの白い色が目立ちます。
このようなときの対処方法です。

下図は、ワードで写真を配置し、その飾りとして、先ほど作った図の方のマスキングテープを挿入しました。少し見えずらいですが、黄色のマスキングテープのギザギザの白が目立ちます。
この白い色を透明にしましょう。

① 黄色のマスキングテープをクリック

② 図の形式をクリック

③ 色をクリック

④ 透明色を指定をクリック

⑤ 用紙の上へマウスを持っていくと、形が変わります。
先端で透明にしたい色をクリックします。(ギザギザの白い部分)
※ 図が小さいとしずらいので、大きくして操作してくださいね。

透明色を指定の操作は、画像の1色のみ消すことができます。
単色の部分には使えますが、色が混在している部分には向いていません。
また、消したい部分と消したくない部分に同じ色がある場合は、色で判断するので両方とも消えてしまいます。
今回の例では、緑とピンクです。
今回は、図形の段階で、ギザギザの色をテープに使っていない色にすることで解決できそうです。

図の不要な部分を透明にする

マスキングテープ使用例

いかがでしたか?
少し難しかったでしょうか?
きれいなギザギザでなくてもいいですし、まっすぐもいいですよ。

毎度ながらつたない写真で申し訳ないです。
使用例です。
マスキングテープを見てくださいね。

マスキングテープ使用例

まとめ

図形の塗りつぶしのなかで、今回はパターンをつかってみました。
そして、それにまつわる操作、図に変えたり、不要な部分を透明にする操作もしました。
今回はマスキングテープを作りましたが、図形を組み合わせていろいろなものが作れそうですね。

パソコン初心者の多くの方におなじみのワードです。
ワードは文書作成ソフトですが、思った以上にデザインもできるすぐれものですね。

これからも、楽しくパソコンが続けられますよう、どんどん発信してまいります。
次回もよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。

マスキングテープのギザギザを、パワーポイントできれいに処理する方法を投稿しました。
ご覧になりたい方は、こちらへ → → → ”パワーポイントで図形の結合のしかた5つ” 処理がいろいろきれいです

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